9月終わりに稲刈りして竿に掛けていた古代米を今日から2日間で脱穀する。2週間、天干ししていたため良く乾燥している。遠くからすずめが恨めしそうに眺めていた。餌がなくなるから。品種ごとに古代米を入れる袋から全部変える作業もあり時間が掛かる。今日は3品種の古代米を脱穀する。今年の収穫は昨年と同じくらいの出来である。
今年の古代米は昨年から少し面積を広げて栽培していたので、多めの収穫になっている。しかし、古代米が昔の米であるために、ひのひかりなどの米より収穫は少ない。しかし、販売する時はひのひかりの倍の価格になる。収穫した古代米は明日から天気の良い日にさらに2日間ぐらい天干しして、籾を5回(10月・11月・12月・1月・2月)に分けて精米する。そこでようやく古代米が出来上がる。手間の掛かる収穫である。精米が終われば品種ごとの古代米をミックスして混ぜれば古代米が出来上がる。
大山の『木の花ガルデン』の店頭に古代米が並ぶのは来週20日前後になります。最近では健康食として消費者の人気になっているようだ。すでに予約されている愛好者もいる。