県教委が発表した来年から日田林工高校土木課生徒募集停止に伴い、原田市長が県教委に見直しを求めて要望書を提出したと報道されている・・・・
毎日新聞では・・・『県教委が9月に発表した日田林工高土木科の生徒募集停止の見直しを求めて、日田市の原田啓介市長らが11日、それぞれ県教育庁を訪れ、野中信孝県教育長に要望書を提出した。原田市長は要望書で「土木科がなくなれば市内企業の人材確保が難しくなり、市全体の産業と経済への悪影響が懸念される」と訴えた。
野中教育長は「中学卒業生数減を受け、全県的な視野で募集停止を決定せざるを得ず、決定は動かしがたい」と答えた。その上で、日田林工高については「土木を学びたい希望を生かせるよう教育課程に土木コースの新設を検討したい」
また、朝日新聞でも報道されている・・・・『来春入学者の公立高校入試で、日田林工(日田市)の土木科)を停止する県教委の決定に対し、市長や経済団体、高校OBらは11日、それぞれの学科存続を求める要望書を野中信孝・県教育長に提出した。
野中教育長は「教育課程を工夫し、募集停止する学科の勉強も(他学科で)学べるようにしたい」と述べた。教育長や県高校教育課によると、日田林工は建築科にコース選択制や選択科目制を導入するなどの対応を検討する。教育長は取材に「土木科の科目も勉強できると中学生に伝わるよう学科の名称変更も検討する」と話した。
日田市の原田啓介市長は「土木科がなくなれば建設関係の企業経営に支障をきたすだけでなく、市全体の産業と経済に悪影響を及ぼす懸念がある」。県教委は9月、県内中学校の来春卒業予定者の減少などを理由に、全公立高から両校を含む4学級減を決定。日田林工は全5学科5学級から土木科1学級の募集を停止して4学級に。』