日田市議会12月定例議会一般質問が今日から始まった。15議員が質問に立ち、市政全般について質問をする。その中で先の北部九州豪雨関連の質問が多い。災害復旧に伴う諸問題、災害時の職員残業のあり方などが問われた。特に中野議員が質問していた小災害いわゆる市単独事業における補助率の嵩上げについて厳しく質問していた。他自治体と比較して補助率が低く抑えたことに対する質問にも曖昧さが見れた。
今回のような未曾有の災害に対する市の対応が少ないと厳しく追求していた。財政調整資金などを使って補助率を他自治体並みにする必要があるのではないかと追求していたが、執行部の答弁は市民から見れば災害に対する認識の甘さが薄いように見れると市民が言う。市職員の災害時の残業手当にしても、相当な残業手当が支給されていることにも疑問視をしている。市の幹部の姿勢が問われているようだ。
周辺部では災害を受けた農地の耕作放棄地が増える傾向にある。後継者もいなく、このまま耕作しない農地が増えているという。今回の議会一般質問で多くの議員が災害に関する質問をするが、項目を増やさず、一つの課題を厳しく追求して欲しいと市民は願っている。項目が多いために時間が足りない議員もいるようですので、項目を絞り執行部の答弁の矛盾を追求することを期待したい。