集落営農組織作りに向けて動き出す!!

2012/04/17

全く白紙・無の中から出発する東有田地区の4町内(諸留町・上諸留町・羽田町・日ノ本町)の有志16名が集まり、集落営農組織作りがスタートした。生産組合組織で言うと12団体になる。該当管内の実態は総農家数204戸、農家人口570人、65歳以上170人、後継者数47人、耕作放棄地面積1293a、耕作放棄地面積率11.1%、トラクター114台、田植え機84台、コンバイン64台となっている。
会議には県西部振興局農山村振興部集落・水田班から2名、市農業振興課から2名、大分県農協日田営農センターから3名の職員も出席頂いた。スライドを使って集落営農について1時間近く説明を頂いた。集落営農のメリットは耕作放棄地の増加が抑えられる。機械の共同利用、作業の受委託に取り組むことで生産コストが削減できる。集落の活性化が期待できる。それぞれの人が自分の状況に応じて参加できるなどの利点があると説明。さらに、集落営農組織の事例なども説明して頂いた。
その後、今日集まった有志15人が発起人となり、組織作りに向けて進むことを確認。代表に高倉治忠氏と荏隈吉則氏に決まった。発足するまでの事務は私がすることも確認。関係4町内自治会も全面的に協力することを確認した。今後5月に関係地区の生産組合長などを集めて集落営農組織作りについて説明会を開催し、さらに、集落ごとに説明会を開催し、アンケート調査も実施することも確認する。集落営農組織作りには県・市・農協の全面的な協力、支援がなければ結成が出来ないこともあり、関係機関と連携を密に取ることも確認した。これから先、困難な場面もあると思うが、発起人全員で乗り越えていくことも確認する。