ウッドコンビナート内にある調整池を平成18年に泥などの掃除をして6年間が経過した。今年度に入り、連絡があり調整池の清掃をするとのことで今日から水抜きが始まった。水を抜いて底に溜まった泥やヘドロを撤去する作業である。調整池から平島集落内を通り、日掛け水路に流れ込む所で確認すると、水の色が全く違っている。その色は茶色に近い色をして泥臭い水が腐ったような水が流れている。この水を見れば稲を作ることが出来ないはず。ウッド建設時に市との覚え書きの中で調整池の水を農作業にも使用するとなっていた。
企業が張り付き、段々調整池の水の汚れが見えてきた。調整池から下流には直接利用する農地が約1町あり関係者の怒りがあった。そのため開発公社が調整池の下にボウリングして水の確保をして貰っている。今では調整池の水を農地に引くことは全くなくなっている。
調整池の水は一定の所で水路に流れないような作りになっているため、請け負った業者はポンプ2本で水路に流している。今のところ、この作業が数日掛かるかも知れないという。それだけ調整池の底付近に水と泥が溜まっているようです。