年度末を控えて色々な動きがある。人事異動で去る方、新しく赴任する方などもいる。3月1日付けで西日本新聞社本社に転勤した川崎記者、朝日新聞社の境記者も4月1日付けで日田を去る情報が。両記者とも議員時代から付き合いもあり、懇意にさせてもらっていた。行政・議会だけでなく、一般市民との付き合いが深く浸透していることで色々な情報も取れていたようだ。特に2年前にあった市長選の公約政策の焦点にもなる報道もあり、加熱させた火付け論戦もあったことを想い出している。新聞記者がその地域の中で、どれだけ一般市民の中に溶け込んで取材することも大切と改めて感じる。
市役所職員も定年退職、早期退職者を含めると30名を越す方々が市役所を去ると聞いている。長い間、行政に係わった方々であるので、今度は地域における貢献をしてほしいと願っている。ややもすると、地域のことに全く顔も出さないと言う非難も聞く。積極的に地域のイベントや催し物に顔を出してほしい。
年度末になると各種団体の総会などもあり、新体制の中で新年度を迎える。現在、私が絡んでいる自治会関係も同じことである。4月初めに通常総代会を開催するために班長会議で本年度の反省、決算、新年度における自主防災組織のあり方などを討議している。また、諸留・上諸留地区における営農組織の設立総会に向けて最後の調整を発起人会で詰めている。3月28日に設立総会を開く予定で90世帯の加入を見込み、役員構成、受託事業、予算などの詳細について話し合いが最後の段階を迎えている。ようやくここまで取り付けたと自分ながら感心している。農業を取り巻く環境は一段と厳しい。TPPの問題、後継者問題などの課題を抱えている当地域の受け皿づくりが出来つつある。