農業を取り巻く環境は新制度の導入、農村部の過疎化、高齢化、担い手不足などの問題を抱え、農地の遊休化や農村環境の悪化が懸念されている。こうした中、集落営農を進めることで担い手の育成・確保や農機具の過剰投資を防ぎ、効率的な水田農業の生産体制を確立することが出来る。このため、日田市内には22集落営農組織が設立され、地域の活性化や水田農業の活性化が実現している。
22日田地区集落営農集団で組織連絡会を結成して、お互いの組織の現状、運営の方法と育成ポイントの把握・農産物の栽培・販売状況などを意見交換したり研修視察を行っている。今日は豊後高田市と杵築市に視察研修を行った。私と元市役所職員でした高倉冶忠氏が本村営農集団一員としてこの研修視察に参加した。私の住んでいる東有田地区ではすでに諸留町本村営農集団、岩美町営農集団、月出山まちづくり委員会、熊の尾地区農機利用組合が結成され運営されている。
今日私と高倉氏が参加したのは、今年4月から東有田地区で営農集団化されていない諸留地区、上諸留地区、羽田地区、日ノ本地区などを一つの営農集団化に向けて、水面下で現在話が進んでいるためである。4月から本格的な説明会、加入者募集などを一年がかりで行い、営農集団の結成を目指していくためでもあります。参加した28名の皆さんから話を聞いたり、今日視察した豊後高田市の(農)ふき村、杵築市の(農)南俣水里の農場も大いに参考になった。今年は粘り強く話をして理解を頂いて、営農集団化に向けて頑張る決意が心の中に出来た一日でした。
営農組織視察研修へ・・・
2012/03/12