ようやく市からの事務委託料を会計予算に繰り入れる予算案が採決された。諸留町自治会総会に当たる総代会が東有田公民館で開かれた。5地区(集落)かそれぞれ3人ずつの代議員が出席し、24年度事業報告、決算報告がされ承認された。続いて25年基本目標案・事業計画案・予算案が審議された。基本目標案で自治意識の向上と自主防災組織の強化を取り上げた。「自分達の地域は自分達で守る」を基本目標に共同意識を高め防災訓練を行い、危機管理体制の確立を目指すことを提案する。また、予算面では市からの事務委託料を収入に入れ、支出で役員手当などの項目を新規に上げて提案する。
さらに、諸留町老人会助成金を3万円から8万円に増額した。ここ数年、老人会に加入する方が減少している。そこで、会費を取らない、満70歳になったら自動的に老人会員になるなどの条件を付けて補助金を増額しました。今後、老人クラブの活動を促進したい狙いもある。最後に規約改正も大幅に提案した。文言の整理、副自治会長制度の新設、自治会長選任の選考委員会新設、自治会長の職務明確化、職務代行の新設、事務委託費の一般会計への繰り入れなどの項目を新に入れ込んだ。