昨年7月の豪雨の時、有田川が氾濫し家屋流失、農地が流され相当の被害が出た。その復旧工事が急ピッチで現在進んでいる。東有田中学校付近でも有田川の一部が市道部分まで抉り取られ、その間にあった農地も流失してしまった。県土木事務所はその部分も早急に災害復旧工事を進めたいが、その農地所有者と話が纏まらず工事が中断している。流失した農地部分とその横に現在は居住していないが民家もある。
地元自治会も流失した農地、家屋を買収して河川改良工事をするように陳情も行なっている。その部分の家屋は河川に半分以上はみ出ている現状でもあるので、この際、県が買収して河川の補強もやって欲しいと地元住民は願っている。空き家で荒れ果てた状態であり、環境的にもあまり芳しくない状態でもある。学校通学路でもある場所である。その所有者は農地と家屋を一緒に買収して欲しいと言っている。梅雨時期が迫っている中で早い解決を望んでいる。