昨日、上諸留町片峰地区の民家の藁葺きの家の屋根の片面がずり落ちた現場は後片付けで大変な作業になっている。30日午後から31日に掛けて親戚、近所の方々による落ちたカヤ・杉の皮などを片付けが始まった。軽トラック2台と2トン車でとりあえず共有山に一時保管することになった。100年以上経過した藁葺きはススが舞い、顔も黒くなる始末。マスクをはめて大量の藁葺きを運び出していた。
中野議員も地元議員として現地視察。作業服で来ていたので、そのまま後片付けに加勢をする。3時間近く藁葺きを運び出す作業を加勢したこともあり、作業服、顔も真っ黒になっていたという。地元議員がここまですることに対し、集落の方々より感謝の言葉が伝わって来た。聞くところ、市が実施している日田杉の利用を促進するための事業を活用することも中野議員の計らいで決まったとか。少しでもしてもらった事に一人暮らしの所有者は有難く感謝していた。
突然の出来事で、地元の片峰地区は田植え作業の真っ最中でしたが、一時田植え作業は中断し、藁葺き後片付け作業に加勢する助け合い精神には頭の下がる思いでした。原型復帰の藁葺き屋根に戻すのには約1000万円近くかかるという。原型復帰は無理と分かりトタン復帰の屋根になるという。個性ある昔風の藁葺きの家が1軒無くなることに寂しい思いもあります。