毎日新聞社が大胆に「全国難読山名サミット」関連の記事を今日の朝刊で載せて頂いた。
日本全国難読山名サミット:準備着々、月出山岳に記念碑設置−−日田の実行委 /大分
毎日新聞 2013年04月20日 地方版
10月26、27日に「日本全国難読山名サミット」を予定している日田市東有田地区の実行委(菅田敏幸委員長)は19日夜、総会を開いた。16日には地元の「月出山(かんとう)岳」山頂2カ所に山名や標高を刻んだ記念碑(御影(みかげ)石製、高さ50センチ)を設置した。「一尺八寸(みおう)山」と併せて登山道整備や案内板設置など開催に向け着々と準備が進んでいる。
月出山岳は玖珠町に接し、一番坊主(標高678メートル)、二番坊主(同690メートル)、三番坊主(同708メートル)の3峰がある。山・峰名や標高の記念碑は一番と二番に設置。雑木の更なる伐採で脊振山(福岡県)から日田市内、阿蘇山、くじゅう連山まで200度のパノラマが開けた。
菅田委員長は「両山を訪れるハイカーも多くなった」と手応えを話す。総会では、展望台設置など山頂と登山道整備、難読山名20位までの由来や伝説を書いた冊子作製、関係自治体や団体へのサミット参加呼びかけ、シンポジウムの講師陣などを協議した。
96年に登山愛好家が提案したパソコン通信の読みにくい山名の全国コンテスト(対象229山)で、一尺八寸山が1位、月出山岳が3位に。昨年7月、2度の豪雨禍に遭った東有田地区は復旧・復興につなげようと昨年9月、サミット開催を決めた。【楢原義則】
http://mainichi.jp/area/oita/news/m20130420ddlk44040488000c.html