東有田地区に屋外防災無線の増設について原田市長に関係自治会長と一緒に陳情する。昨年7月の豪雨の時に経験した住民避難伝達、火災時の伝達などで住民から苦情が多く寄せられた。地域によっては全く防災無線がない町内もあり、東有田地区に9基の無線基地を設置してくれるよう陳情をする。
原田市長からは「昨年の豪雨の時、防災無線からの情報が聞こえなかった」という住民からの苦情も大きかったので、他に聞こえる方法はないかという逆提案もあった。幾つかの自治会長は防災無線で放送する場合、サイレンを鳴らせば、住民は自宅に設置してある端末機で聞けば良いのではと言う意見もあった。防災無線は大雨の時は聞こえない欠点もあるが、大雨の時だけに使用するだけではない。その他、緊急時の火災や不審者発生、行政からの情報伝達にも役に立っている施設でもある。
市は今年の予算の中で防災無線設置予算は大半が現在設置してあるアナログ施設をデジタル施設に変える予算であるという。地元自治会では最低限の防災無線設置を願っている。水郷テレビ未加入世帯もある中、高齢者世帯が増える中、東有田地区内の住民の安全を守る手段として防災無線設置要求は今後も粘り強く市に対し要求していきます。