今年の稲作作業が始まった。よく米作りは「八十八の手間がかかる」と言います。「八十八」から「米」という字ができたとか。聞いたことありませんか?国のTPP問題など農業を取り巻く環境は厳しさを増している。こうした中、今年も米作り作業が始まった。
まず、今日は農協から買っていた種籾を塩水処理して、浮いた種籾を除く作業から始める。20リットルの水に塩5㎏を入れて卵が浮くぐらいにする。よい種籾を選べば、よい米ができるということですので選び方が大事になってきます。今年も米の品種は「ひのひかり」です。その後、種子消毒をします。いもち病などの病害に対して行います。ドランガンの中に種子を入れて明日朝まで浸けます。その時に赤米や古代米7種類も入れ込みます。害虫退治をしてもらいます。
明日朝、種籾を全部上げて、3時間ぐらい水切りします。その後、真水を入れてその中に浸けます。毎朝、真水に変えて6日間します。その後、半日ぐらい日陰で干します。予定では13日の朝から箱に土を入れて、翌日15日に播種機などを使って籾種を均一に播種します。さらに、播種後に土を入れて十分な水を潅水します。その後、田んぼに下ろす作業に移ります。今年は昨年、苗が足らなかったので、少し多めの箱作業になります。最後にビニールで被せます。一連の作業を15日中に行う予定です。