東有田地区の振興を推進するため昭和48年に結成され、今日まで地区内の諸問題に取り組み、県・市に対し陳情したり、時には反対運動で産廃建設予定地の所有者に対し抗議活動を展開したこともある東有田地区振興協議会定例総会が17日夜に開催された。代表委員、評議員など42名が出席して開かれた。
まず、振興協議会長である私から挨拶し『昨年は大変な年でありました。二回も大きな豪雨に襲われ甚大な被害を被った。復旧のためにあらゆる手段で陳情活動を行ないました。激甚災害指定もあり、市の小災害負担率も上がり、被災地の負担も少しは軽くなった。しかしながら今でも後遺症が残っている。一日も早い復興と普通の生活に戻れるよう活動を進めてまいります。』と挨拶する。
24年度事業報告、決算報告が報告され全会一致で承認された。新年度事業方針、予算も承認された。その他の項で「ほ場整備された田んぼの湿地対策について取り組んで欲しい」と提案もあり、市との協議を進めることにした。更に、東有田中学校の適正規模のあり方などの諸問題について育友会など各種団体代表による検討委員会を立ち上げることも了解された。