市内20館ある地区公民館の利用規定が6月から厳しく条例の使用規定どおりにするということが分かった。各地区公民館では公民館主催の各種教室や社会教育団体による使用が大半に使用されている。さらに、農林業団体、地域におけるあらゆる自主団体も使用している。こうした団体も営利目的でなく、地域のため、住民のために説明会や役員会などを開催している。地域にある各種団体は、今までは公民館に行って使用申請をすれば使用料は免除出来ていたのが、6月からは条例どおりに使用料を頂くという。
地域の拠点である地区公民館が使用料を出して使用することになれば地区民からの反発も起きるであろう。地域の振興のためにある団体であるのにも係わらず、使用料を徴収するとは持っての外と言わざる得ない。何も営利を目的にしている団体でもないのに。今後地区公民館を使用する各種団体が減少することは必至である。地域のために建設されている地区公民館の本来の機能を失う恐れもあるのではないか。
定例館長会議で「地域団体の公民館利用に関する申合わせ」をしたと言うが、各地区公民館長は反発はしなかったのか疑問を持つ。館長の目は住民寄りでなく、行政向きになっているのではないか。それとも市教委の強い意志があったのか。それとも条例どおり一歩も譲らない姿勢をもっている市の姿勢なのか。地域住民の公民館離れが進むだろう。市会議員さん、、こうした地域住民が困っていることを市に対し追求するべきでは・・・