新聞報道によると津久見市教委は今月から、国旗掲揚台のあるすべての市内の小中学校で国旗を平日は毎日揚げる「常時掲揚」を始めた。市は条例で義務づけてはいないが、「子どもたちに国を愛することを理解させるため」と説明している。県教委によると、市全体で小中学校に国旗を常時掲揚させるのは県内で初めてという報道がされている。我が日田市では数年前には殆ど小中学校で常時掲揚されている。県教委の認識不足かも知れないと思っている。日田市では私が議員をしていた時、ここ10年前から公共施設である建物に国旗日の丸を常時掲揚するよう、議会一般質問で強く要請してきた経緯がある。
小中学校を除く市の公共施設は随時常時掲揚されている。さらに、小中学校もすでに常時掲揚されていた戸山中学校、東部中学校はあったが、校長会などで教育長が粘り強く掲揚するように各校長に要請をして、段々、校長の判断で各学校に常時掲揚されるようになった。聞くところ、掲揚台がない三隈中学校と赤石小学校以外の38小中学校は常時掲揚されている。ただし、三隈中学校と赤石小学校は体育館には常時掲揚がされているとのこと。
こうなると、新聞報道が正しかったのか疑問になる。新聞社も県教委に聞いたことを載せているので、裏を返せば県教委の認識不足しかないと判断できる。ある校長に聞くと、国旗を常時掲揚することで、子供たちの日の丸に対する考え方も変化しつつあるとのこと。入学式、卒業式などで国旗を掲揚し、国歌君が代を子供たちをはじめ先生たちも歌うようになっている。私は県下で国旗、国歌に対する取り組みは日田市が初めてであると認識している。県教委も実態調査すべき内容でした。
学校における国旗常時掲揚
2012/01/30