ごく普通のことをしたのですが・・・

2013/06/26

今日夕方、全く知らない若い夫婦が私の自宅を訪ねて来た。お礼の挨拶に来たと言う。先日、高瀬のナフコから買い物して帰る途中、田島町で道路の横に座り込んでいる高齢者を見た。何気なくその場を通り過ぎた。頭の中に今道路沿いに座っていた高齢者のことが離れなかった。もし、あの場にいれば熱中症になりかねないと思い引き返した。引き返しその高齢者に『どうしましたか。誰か待っているの?』と尋ねると『いいえ、歩いて自宅に帰っているが、体がきついので休んでいる。』と言い、額から汗が流れていました。『自宅まで送ってあげますので車に乗りませんか』と言って高齢者の方を自分の車に乗せて2kmぐらい離れていた高齢者の自宅まで送る。帰り際に深々と頭を下げる高齢者の姿を見ながら私の自宅に帰った。

若い夫婦が私の自宅まで来たのはその時のお礼という。だだ困っている方がいたので普通にしたことでした。若い夫婦の話を聞くと、「その夕方、病院に行き入院した」と分かった。「貴方の行為がなければ手遅れかも知れなかった」とも言われた。今の社会では親切にしたことが、逆に犯罪行為とみなされることもあり、見らないふりをして通り過ぎることが多い。小さな親切かもしれないが、その高齢者の家族から見れば本当に嬉しいかったのでしょう。小さな親切かもしれないが、少しでも役に立つ人間になりたいと改めて思う。「挨拶をする」、「感謝する」、「迷惑を掛けない」、「困っている人を助ける」を柱に実践していきます。何処まで出来るか分からないが、これからの人生の目標のひとつにしていきたい。