毎年7月1日に自治体の条例に基づいて知事と県議、各市町村長の資産公開があった。今年公開されたのは、所得(2012年の課税対象所得)、資産補充(12年の1年間で新たに所有した資産)、関連会社等(報酬を得て役員などに就いている会社、団体など)などの報告書でした。知事の資料は県庁内の情報センター、県議は県議会事務局、市町村長は各役所で公開している。市議会議員は対象外になっている。知事と市町村長計19人の所得では、広瀬勝貞知事が最高で1980万円。市町村長では釘宮磐・大分市長が1512万円、別府市長が1284万円、中津市長が1105万円、佐伯市長が1516万、日田市長は913万円になっている。日田市長の所得が市の中で最下位クラスになっている。このことは4年間3割給与カットの影響である。
県議43人が対象になり、最も所得が多かったのは別府市選出の荒金信生氏で4619万円、2位は津久見市の古手川正治氏の3485万円だった。日田市選出の井上伸史氏は1867万円、桜木博氏は987万円、酒井喜親氏は1242万円である。
又、県議に支給されている政務活動費も公表された。毎月30万円が支給され、年間360万円が支給されている。議員研修などに使われている。使用されずに返還された金額が3009万円あった。市議会でも議員一人当たり年間24万円が支給されている。議員の政務活動費の使い道が時々、問題化され新聞等で報道されている。県・市ともに公開されているので閲覧も可能である。