大分合同新聞報道・・・ご当地グルメでまちおこしの祭典「九州B―1グランプリ・イン日田」が開幕した。県内での開催は初めて。県内外から16団体が集結、ふるさと自慢の熱意と食欲をそそる匂いが会場にあふれた。来場者は目当ての料理に並び、長蛇の列をつくった。地元の日田やきそば研究会、USA☆宇佐からあげ合衆国、佐伯ごまだしうどん大作戦など愛Bリーグ九州支部から10団体が参加した。全国大会でゴールドグランプリ(最優秀)に輝くなどした人気の6団体がゲストとして加わっている。メーン会場は三隈川公園、亀山公園、中央公園の3カ所。中央公園のステージではマスコットキャラクターのダンスやオリジナルの歌などが披露され、各団体が郷土の良さをPRした。
各ブースの中ではスタッフたちが食材の提供に汗だく。日田やきそば研究会の吉田明彦協働代表(57)は「多くの人に訪れていただき、大変ありがたい。日田の魅力をお持ち帰りしてほしい」。朝9時から並んだという福岡市の会社員坂田辰美さん(49)は「B―1グランプリには初めて来た。せっかくなのでいろいろ食べてみたいですね」と話していた。来場者は気に入った団体に箸を投票、総重量でグランプリを決める。開催地の日田やきそば研究会とゲスト6団体を除く、九州内の9団体に投票できる。史跡咸宜園、JR日田駅前などでも日田の歴史や産物をPRするイベントがあった。