前市長の時は、みずから遅くまで市役所で仕事をしていた。そのため、4階の市長室をはじめ各課とも職員は残業をしていた。各課からのヒヤリングなども午後5時以降に組まれていたようだ。そうしたことで市役所は夜遅くまで明かりが付いていた。議会で何回も残業時間が多すぎると指摘も受けていた。前市長4年間での職員の残業手当は相当の金額になっていた。
このことも7月の市長選の重要な課題の一つになっていた。新市長が誕生して、職員の残業状況を市民は監視していたようだ。新市長が誕生して4ケ月が過ぎた。市民からの情報では市役所の明かりが少なくなったと言う。特に市長室が午後7時以降に明かりが付いていることは全くないようだ。私も夜に出る用事の時は、出来る限り帰り道は市役所の横を通って帰っている。たしかに明かりが付いている課は、農政関係や土木関係の課のようですが、以前から見れば格段に少なくなっているようです。以前は土曜日、日曜日でも夜遅くまで市役所の明かりは付いていたが、最近は全く明かりが付いていない市役所の建物がある。不気味な市役所に見える時もある。
今の状態であれば市民から非難を受けることも少ないでしょう。『小遣い銭が少ないから残業している』とか『残業手当で車を買った』などのうわさ話もあった時期もあった。こうしたうわさ話も消えてくるであろう。原田市長曰く、『私は出来る限り市役所での残業はしないことにしている。私が残業することで職員に影響があるから。無駄は省いていきます』と話していた。
市役所が変わりつつあるのか?
2011/11/29