東有田交通安全協会主催で諸留町住民を対象に「交通安全教室」が東有田公民館裏のグランドで開かれた。講師も東有田支部長が行なった。支部長は今年4月に就任したばかりで、以前は自動車学校教官として長年務めていた方であり、支部単位でこうした安全教室を住民対象に開くのも珍しいと聞いている。
午後5時半からの教室に25人の住民が参加し、10mの横断歩道を歩くのに何秒かかるのか「歩行速度測定」、車の運転席に座って、実際に車とバイクを使ってバックミラーで後ろのバイクが見えるのかの「死角」実験、車が左折する時の「内輪差」の確認をする。さらに、暗くなった中で服装の色の違いによる見え方の違いを実感する。また、車2台を使って対向車をロウビーム、ハイビームにして横断する歩行者を発見することが出来るのかの蒸発現象についても検証を行った。
参加者は公民館に移動して来賓として出席していた日田警察署交通課長から交通事故の状況などが報告され、参加者から質疑がなされ改めて交通事故の恐ろしさを知る。今日まで全国一斉に行なわれている秋の交通安全週間の期間中に貴重な体験をする。