兼ねてから課題になっていた市役所物品入札で問題が発生しているとか。地元製造業者発注か、それとも関連業者まで入れて入札させるのかで問題化されている。11月に発注入札された来年3月の中学生卒業記念品(印鑑)の入札で問題が表面化している。印鑑を製造している市内業者は2社、その他関連業者で入札行為が行なわれている。その他の関連業者は落札しても丸抱えで市外下請け業者に発注しているとか。
地元の印鑑業者は、以前から何回とも陳情要望して印鑑を製造している業者だけで入札を行なった年もあった。しかしながら、市教委の担当者が代わるたびに問題化されていた。今年11月に指名入札行為がある前に、地元製造業者は市教委に陳情している。落札しても市外業者に丸抱えで下請けする業者の排除を要望していたとか。しかしながら、入札当日は関連業者まで入れて入札が行なわれた。地元印鑑業者は市教委に対し厳しく抗議し入札を辞退したとか。
以前にも物品入札や小規模の入札で関連業者まで入れて入札することに疑問視することがあった。関連業者は自分の会社では仕事をせずに、丸抱えで下請け業者にさせる行為は問題があると指摘されている。本来の地元業者育成になっていない入札もあるようだ。議会でも問題化する議員もいるとか。通常、市民が見て可笑しくない入札行為になって欲しいと願っている。