今年の県内一周大分合同駅伝大会3日目、竹田市を出発し日田市役所前ゴールで熱戦が繰り広げられている。目の当たりに日田の陸上長距離選手の現状を見せて貰った。今までであれば日田入りは2番か上位でゴールしていた。しかし、待っても日田の選手がゴールしない。ようやく一位の大分市がゴールして約10分後の9位ぐらいでゴールする。応援に来ていた市民もため息を漏らしていた。
走っている選手は自分の実力以上の力を出してゴールしていた。日田市の陸上長距離の現状かも知れない。全く補強もなく、現状選手でチーム編成をしていることが分かる。大分市は市役所や消防署職員、大学生で選手が構成されている。別府市や由布市は自衛隊選手が多い。臼杵市、豊後大野市は市役所職員への採用や地元出身の選手も多い。それだけ中学生。高校の時から選手強化をして、地元に貢献しているようだ。
3日間の累計で日田市は16番中8位、毎年順位を下げている。平成21年に総合優勝した日田市チームがどん底に進でいる現状を市民はどのように評価しているのでしょうか。選手強化をするのは勿論、陸上競技協会かもしれないが、そこだけではどうにもならないことがある。市のトップの姿勢も大いにある。国体があった頃は市役所職員採用にスポーツ枠を設けて選手強化をしていた。それだけの成果もあった。