2回戦の大分市戦は・・・

2011/09/03

県内のバドミントン競技の盛んな郡市は大分市、別府市、それに日田市が競技人口も多く、県体でもこの三枠に入らないように他郡市は願っていると言われている。毎年決勝戦はこの三枠の中から行われている。事前に行われている抽選会がフリーで行われるために、今年のように2回戦目で大分市に当った。そのために、組み合わせでまず、監督は頭を痛めることになる。このダブルスは絶対に勝ちに行くとなれば、強い選手を当てることになる。
2回戦以降は7組の試合のうち、4組勝てば、その時点で勝負が決まることになっている。今回の大分市戦は男子ダブルスは余裕以って勝った。女子ダブルスはファイナルまで持ち込んだが惜しくも負けた。男子40歳代は事前には勝ちに行くと張り切っていたが、ファイナルまで行ったが、惜しくも負けた。ここで誤算が生じた。女子40歳代ダブルスも負けた。この時点で3対1で日田市は崖プチに追い込まれた。
その後のミックスで左村正和・岩下留美組が日田の底力を出して勝った。心臓に悪い戦いぶりをしてくれた。後は男女ともにシングルスの戦いになった。男子は日田のエース宗野智志君、女子は宗野安純さん夫婦に日田の運命は掛かってしまった。特に奥さんの安純さんは元国体選手でしたが、産休のために7年間バドミントンから離れていた。今回、県体出場をお願いして1ケ月前から練習を開始していたが不安はあった。しかし、試合に臨む姿勢は現役時代と変わらない程、頑張っていた。その結果、大分市のバリバリの20歳代前半の選手に勝った。日田市チーム、応援席から優勝した時のような歓声が体育館の中を渦巻いた。最後の試合になった宗野智志君も貫禄の勝利を導いた。逆転の逆転で勝ってしまった。明日は準決勝とたぶん決勝戦は別府市になるであろう・・