東有田公民館裏グランド横に荒廃した農地があった。一昨年まで耕作していたが、昨年はお米を作らずに荒れ果てていた。グランドで東有田ふるさと祭りが開催された時、地区民から地区中心部の農地を荒らしているがとの問い合わせもあっていた。聞くところ、いのしし、鹿も出没して田んぼの機能を果たしていなかったという。
そこで、諸留・上諸留地区営農組合役員会で何回とも討論し、この土地を営農で借り上げ、農地に戻すことになった。今年2月に高く伸びていた雑草を役員で草刈りして、燃やしてどうにか農地に復元した。土手もイノシシから荒らされていたが、復旧作業もする。酪農農家との契約をしてWCS契約も行なった。早速、堆肥を機械で振って、役員のトラクター2台で約30アールを耕した。
東有田地区でも高齢化で担い手不足が発生している。荒廃する農地も増えつつある中で営農組合が何処までカバーできるのか課題である。来月にはこの田んぼにも田植えが行なわれる。今年秋までには、鳥獣害防止総合支援事業補助金で金網柵の資材費補助を受けて設置することになった。約200メートルぐらいですが、田んぼが荒らせずに稲が出来ることを期待したい。