NHK大分放送局が26日、特集で放映していた。・・・・『税務課の職員が300万円余りの公金を横領して懲戒免職になるなど、不祥事が相次いでいる日田市は係長級以上の職員を対象に不祥事の再発防止に向けて日々の業務をどう進めていくかを考える研修を進めています。日田市では先月、税務課の職員が市民が納めた税金など300万円余りを横領して懲戒免職になったほか、学校給食センターの職員が小学校の給食の手配を怠るなど不祥事が相次いでいます。
こうした事態を受けて、日田市は係長級以上の職員181人を対象に日々の業務をどのように進めれば不祥事を防ぐことが出来るのかを考える研修を今月19日から行っています。46人が参加した26日の研修では、熊本市の元職員で自治体職員の研修を行っている吉田寛さんが講師となり、不祥事が起きる背景には職員同士のコミュニケーション不足があると指摘したうえで、ミーティングや雑談などを通じて積極的に意志の疎通を図ることで、不祥事の芽を摘むことができると話しました。
研修を受けた職員は、研修の内容をもとに、▼ミーティングを増やすとか▼業務の配分を見直すといった自分たちの職場で出来る行動目標を一人一人が立てることになっていて、日田市は来月、こうした行動目標に基づいて業務が進められているかなどを検証する2回目の研修を行うことにしています。