大分合同新聞報道によると、大分市議会は、議員定数(現在46)の今後の在り方を市民と共に広く検討するきっかけにしようと「議員定数を考えるシンポジウム」を今月17日午後7時から、同市の大分文化会館で開く。同市議会の議会活性化推進会議(三浦由紀会長)は、来年2月までに定数見直しについて結論を出すことになっており「市民の関心を集めたい」としている。議員定数が現状のままで妥当か削減すべきか、削減する場合どの程度がよいのか―などについて議論を深める。
同市議会の定数は、2005年の市議選では市町村合併の特例で48だったが、09年の市議選では当時の地方自治法で定められた46とした。市議会が市民と意見交換する意見交換会では、議員定数は多過ぎるなどの指摘があった。市議会では09年の改選後から、議会活性化推進会議で、定数について議論をしてきたが、同会議の委員構成が変わった今年2月末までに、定数変更について結論が出なかった。これまでの議論では、定数削減を主張する議員はいるが、“現状維持派”が多い。三浦会長は「議員定数は議会が条例で決めるが、市民あっての議員。現状では市民の議員定数に対する関心が高いとも言えない状況。シンポジウムを関心が高まる機会にしたい」と話している。
ところで、日田市議会でも議会内に定数問題などを検討する検討委員会が立ち上げられているが、果たして現在の議員で削減が出来るのか、疑問視する市民も多い。4月の市議選でも定数削減を訴えて当選した議員もいるが、何処までその意見が通るのか未知数である。市民の中には日田市議会の定数は20人前後まで削減しろという意見もある。これから議会内で検討し、その結果によっては市民運動が起こるのも当然である。議員一人ひとりが市民のための議員であるのか、それと日田市の将来について論議されるのか、市民は注目している。中途半端な結論であれば市民の目は厳しいことは議員自身も分かっているはず。
日田市議会定数は・・
2011/08/12