大分合同新聞によると・・・・『日田市の合原多賀雄教育長(69)は2日、「健康上の理由」で辞職すると発表した。同日、市役所で原田啓介市長が辞職届を受理した。辞職は30日付。合原教育長は「任期途中で、大変申し訳ない。体力と気力の衰えを感じ、バトンを渡す時期だと思った」と説明した。5月29日の定例教育委員会で了承された。合原教育長は1967年から小学校教諭を務め、2005年3月、咸宜小校長を最後に退職。前任者の辞職に伴い07年9月、教育長に就任した。現在は3期目で、任期を約2年半残しての退任となった。
6年9カ月の任期中、小学校の統廃合や小中一貫校の新設、授業時間確保のため夏休みの1週間短縮などを進めた。合原教育長は「いつも子どものために最善の選択を考えてきた。後任の方には、中学校の再編や学力問題などに頑張ってほしい」と話した。後任は今のところ未定。原田市長は「空白期間ができないよう、6月定例市議会で、新たな教育委員の選任案を提案できるようにしたい」としている。可決されれば、教育委員(5人)の互選で新教育長を決める。
【合原教育長とは議員在任中4年間付き合いをさせていただく。一般質問で日田の教育について何度も論戦を交わしたことが想い出せる。現在の子供達の学力対策について市教委の方針を貫いた方でもあり、その効果は小学校に出ている。小学校の統廃合では地元関係者と何回でも話し合いをして理解を頂く方針を貫いている。そのため旧日田郡の統廃合が出来た。教育長の影の力は大きかったと思える。全国的に荒れている学校現場であるが、日田市では大きな事件は無かったことも市教委の指導が大きかった。合原教育長、長い間、お疲れ様でした。】