佐藤陽一氏の最後の日!!

2011/08/04

佐藤陽一氏が平成19年8月5日に第8代日田市長に就任して丸4年が経過した。事務屋であれば退職日まで行けるが、政治家は市民の審判が4年に一度あり、その審判を受けなければならない。佐藤氏も先般からの市長選で審判を受けて市民からNOが告げられた。本来、市長に就任すれば4年間、自分の政治活動も出来ていたはず。佐藤氏も今までの市長にはない市政運営をやり、周辺地域では絶対の信頼を受けていたはず。
しかし、私が見る佐藤氏は仕事は人一倍したが、敵を作り過ぎた。議会とも最初から対決ムードでした。それに前大石市長への怨念があるのか知らないが、事業は縮小したり、補助カットしてきた。議員の数人も徹底的に反感してきた。そのことが、今回の市長選で相手候補を徹底的に応援することになった。私を含め5人の前議員の市長選に対する選挙運動は徹底した行動になった。自分の選挙でもしなかった朝早くから夜遅くまで支援者拡大の活動を徹底していた。
私は議会一般質問で『市長は政治家である。あなたはまだ県庁時代の事務屋ではないか。早く政治家になってほしい』と就任当初に質問をしている。地域間格差も出来たが、周辺地域は色々な面で日の当る施策を創って貰った。そのことも市中心部の住民から見れば反感があったようだ。市長は常日頃から市民の目線で仕事をしなくてはならない。終わればノーサイドで余り敵を作ることもいいことではない。佐藤氏は市役所を離れたくないかもしれないが、市民は貴方をNOとしました。今日午後に新市長になります原田啓介氏と事務引継ぎ式があり、その後、市役所を笑顔で去ってほしい。佐藤陽一氏、4年間お疲れ様でした。(表題の写真も含めて4年前の市長就任した時に職員に迎えられる佐藤氏)