佐藤市長の市職員への考え方は・・・

2011/06/30

佐藤市長の市職員への考え方にも疑問を感じる。議会答弁の中で市職員への言い方でも『市職員は私の補助員である。市長の指示することを聞いていれば良い』とも取れる言い方を常々言っていた。それだけ市職員への配慮は薄い。地方自治法などから見れば、そうかもしれないが、もう少し市職員への配慮をする考えは出来ないのか疑問を持っていた。市職員が可愛そうな時期もあった。市長との協議で一つの事業を提案してもことごとく潰され、頭ごなしに叱られた職員も多くいると元職員が言う。その言葉も激しいらしい。うつ病や職業病になる職員も増えているとか。
しかし、反面、職員への配慮ともとれる行為も多い。他の自治体では殆ど取り組んでいる市職員給与2割から3割カットここ数年なし。ここ2~3年間で管理職が倍増した。歴代市長が暗黙の了解し続けていた市職員共稼ぎ夫婦の課長昇格を認め、暗黙の了解を破棄する。残業手当がここ数年、増え続けている。以上4年間の佐藤市政で変わってきた職員への配慮か、それとも4年前の市長選で市職員組合と協定書を結び、佐藤市長への応援をした見返りなのか分からないが、職員への待遇改善も見られる。こうしたことが市民から見れば、官民格差を広げる行為になっていることも事実である。
今回の市長選でも市職員組合は推薦をするだろうか、市民の関心もある。市職員の中でも佐藤市長への見方も冷ややかなところも見え隠れしている。連合大分がすでに佐藤市長へ推薦しているし、組合関係が推薦する中で、今回の市長選がある。組織対市民草の根運動の戦いの火蓋も近づいている。水面下の話を聞いてみると、圧倒的に強い佐藤市長が先頭を通過し、第4コーナーを廻って、後は選挙戦の7日間の直線を走り抜き、ゴールに飛び込むだろうという市民もいる。