稲も人間と同じ。甘やかして育てると・・・

2014/09/17

順調に生育している稲②順調に生育している稲①

田植えした田んぼが穂に実が入り始めている。日照不足、長雨などで「いもち病」の病害虫の心配があるが、今のところ大きな被害はないようだ。しかし、県内全域の水稲で多く発生しているので心配される。いもち病は冷夏・日照不足で発病しやすくなる。県が県内44カ所で実施した巡回調査で、34カ所のイネの葉で、いもち病を確認されている。

ところで、近所の方の中で、田んぼに稲の苗を植えて、全く消毒もしないし、手入れをしない田んぼがある。田んぼの中には稗や草がある。無農薬田んぼというが、見るに見れない栽培方法である。水は常時入れている。稲と草・稗が同じぐらいある田んぼで、噂の田んぼになっている。田んぼの所有者に言わせると『稲も人間と同じ。甘やかして育てると良い米は出来ない。たくましく自然に育てている』という。