大分合同新聞に大きく報道されました。『難読山に祈りの鐘 24日、住民にお披露目』・・・昨年、「日本全国難読山名サミット」を開いた日田市東有田のサミット実行委員会(高倉治忠実行委員長)は、同地区にある全国難読山名1位の一尺八寸(みおう)山と3位の月出山(かんとう)岳の頂上に鐘を設置した。鐘の響きで地域の安泰と発展を願おうとするもので、24日に地域住民らにお披露目する。
東有田地区は2012年の大分県豪雨で被害を受け、農地、河川などでいまだ復旧工事が続いている。実行委は昨年、地域活性化を目的に初めてサミットを開催。サミットを一過性で終わらせまいと、終了後から鐘設置の準備を進めてきた。鐘は真ちゅう製で直径約30センチ。高さ約2・2メートルの支柱に取り付けられている。8月末から9月上旬にかけて実行委員ら約10人が両山で、石製のベンチとともに設置作業をした。
一尺八寸山の山頂は木々に囲まれているため「杜(もり)の鐘」、月出山岳は見晴らしが良いことから「天空の鐘」と名付けた。松尾俊明事務局長は「難読山をパワースポットとして、地域活性化の拠点にしたい」と話している。お披露目は24日午前10時から月出山岳山頂で。
昨年のサミットでは2日間にわたり、タイムカプセルの埋設、パネルディスカッション、夜なべ談議、記念登山などのイベントを開き、市内外から延べ約800人が参加した。ことしも記念登山などを計画している。 ※この記事は、9月20日大分合同新聞朝刊13ページに掲載されています。