大分合同新聞報道によると・・・・『上津江反対相次ぐ 日田市の振興局再編問題 上津江は振興局の再編に反対―。日田市内の旧5町村にある振興局を三つに減らす問題で、上津江地区での説明会が21日夜、上津江振興局であった。市は、上津江振興局を「支所」に変更し、窓口業務を残す素案を説明した。これに対し、上津江地区の住民代表は強く反発。反対意見が相次ぎ、会は約2時間に及んだ。自治会、商工会などでつくる上津江地区地域審議会(川村陽一郎会長)で説明した。原田啓介市長ら市執行部と、審議会委員15人が出席。地元の住民ら約40人も傍聴した。
委員は「再編で地域が良くなるとは思えない」などと発言。「構想を打ち出した市執行部の皆さんが、上津江に住みたいと思える提案なのか」「厳しい財政状況や人口減少が理由なら、市中心部も改革するのか」など市への不信の声もあった。原田市長らは「現段階で決まりという話でない」と前置き。「民間を活用した支援により、地域振興につなげたいという思いがある。どのレベルの行政機能が必要なのか、少なくとも3年はこうした場を頻繁に設け、意見を聞いていきたい」と話した。
川村会長は「地域で合意がないままの計画により、住民がいがみ合うことにつながってはいけない。振興局が存続していくことが望ましい」と話している。上津江地区地域審議会は今後、同じく素案で支所を提案された前津江町の自治会長らと協議することを予定している。
市の素案によると、組織の見直しによる効率化のため、5振興局を3振興局に再編。天瀬、大山、中津江の3振興局を残し、上津江、前津江の両振興局を「支所」にする。支所は窓口業務だけのため、中津江振興局が上津江、大山振興局が前津江のサービスをカバーする。災害などの緊急対応は、現在と同等の態勢を整えるとしている。 ※この記事は、10月23日大分合同新聞朝刊15ページに掲載されています。
この振興局再編の計画案では納得しないだろう。5振興局の差別化を招いている。何で今回のような再編案が市の中で協議されたのか疑問に思う。特に前津江、上津江地区は猛反対するであろう。提案の仕方がまずい。誰が見ても可笑しな提案しか見えない。まず、振興局の課と係りを減らし、職員数を減らすこと。ある時期を迎えたら、同時に支所にするのが正しいやり方ではないでしょうか。5振興局同時にやること。今回のような何処を支所にするとすれば反対があるのは当然である。振興局を平等に扱うのが筋であろう。間違った考えは捨てるべき。