ある懇親会で『今後の日田市のあり方について』論争があった。畑・石松・大石市政で約40年かけて日田市の進む方向は示されてきた。それも市民を交えた日田市基本構想に基づいて進められてきた。行政改革も積極的に取り組み、スリムな市政運営がされてきた。ところが佐藤市政になって、今まで取り組んできた行政改革などが棚上げされ、人件費や委託料が増加してきている。職員の残業手当は増え続けている。官民格差が日田市内で大きくなっている。
日田市郡の合併に伴い、旧郡部への投資額も増えている。今後も相当に増加するであろう。懇親会の中で、こうした問題が話題になり論争になった。箱物を作ればその後の維持管理費も増大する。旧日田市で言えば、町内公民館、集落公民館運営はその地域の住民の手で管理されている。しかし、旧郡部のそうした公民館的な施設は、今だ市の施設になっているので市が管理している施設も多い。旧郡部と旧日田市の中には住民負担格差が存在していることも事実である。ここ10年後には、統廃合された小学校跡地に箱物ができるであろう。そうすれば維持管理も相当に増えるであろう。
子供たち、孫達が安心して日田市に住まれる環境づくりや市政施策をしなくてはならないと話は進む。ここ4年間で日田市は変わって来ている。多額の予算が予想されるまちづく公社による遊船買い取り事業、クンチョウ酒蔵買い取り、椿ヶ鼻ハイランドパーク改修事業などあり大丈夫なのかと言う市民も多くいることも事実である。周辺部地区には予算的にも手厚くされいるが、人口は減るばかり。その投資は今後10年先、必要だったのかと言う疑問に思う市民もいる。将来、だれもが安心して暮らせる日田のあり方を話して行こう。
10年後の日田市は・・・
2011/06/08