東久邇宮文化褒賞 岩美町宿利博幸さん受賞

2014/11/19

宿利博幸さん①宿利博幸さん②宿利博幸さんの作品宿利博幸さんの作品②宿利博幸さん③

毎日新聞・大分合同新聞報道によると・・・・「東久邇宮文化褒賞:日田・豆田の版画詩人、宿利さんが受賞」  東久邇宮記念会(吉村靖弘会長)は11月3日、美術・芸術の分野でまちおこしに貢献したとして日田市豆田町の版画詩人、宿利博幸さん(64 岩美町在住)に東久邇宮文化褒賞を贈った。宿利さんは1985年から豆田町で骨董(こっとう)店を営む一方、江戸時代の面影を色濃く残す町並みや祇園まつり、おひなまつり、可愛い童画などを描き、地域の発展に貢献。このほか、県外でもデザインなどでまちおこしなどにかかわった。

作品はすべて無償提供。インターナショナル・シルクアーティストの山本純之助氏の推薦で受賞した。宿利さんは「絵や版画は独学で、これまでに100万枚以上を刷って配った。報酬を一切もらわなかったのが逆によかった」。【楢原義則】

一方、大分合同新聞・・・・「日田市豆田町の童画詩人宿利博幸さん(64)が、「東久邇宮文化褒賞」を受賞した。美術界、芸術界に長年貢献した功績。宿利さんは「受賞は助けてくれた周囲の皆さんのおかげ。なくなった岩澤重夫先生が一番喜んでくれているのでは」と話している。

宿利さんは1985年に豆田町で骨董(こっとう)店を開店。独学で絵画を始め、版画や墨絵などを制作。一時、同町出身の日本画家岩澤重夫画伯にも師事した。宮内庁への版画奉納をはじめ、日田市イベント用手提げ袋、日本郵政公社の絵はがき、各地の土産品ラベルなどに無償でデザインを提供してきた。豆田町を訪れた観光客に喜んでもらおうと配った版画や絵画は100万枚を超えるという。「今後も人が喜んでくれる絵を描いていきたい」と宿利さん。 ※この記事は、11月12日大分合同新聞朝刊13ページに掲載されています。