大分合同新聞報道によると・・・・・「日田市は第三セクター「つえエーピー」(市内中津江村)の株式について、市の持ち株の過半数を動物用医薬品・食品卸売業「サン・ダイコー」(大分市)に売却する方針を決めた。28日、市議会運営委員会で説明した。市は現在、全株(1980株)のうち1394株を保有する筆頭株主。契約が決まれば、サン・ダイコーが筆頭株主となる。
市によると、733株を売却する予定。契約後の持ち株比率はサン・ダイコー59%、市33%。売却の理由を「市の財政スリム化と、つえエーピーの販路拡大のため」としている。つえエーピーは1992年設立。農産物の生産や加工、販売をしている。資本金は9900万円。19年連続で黒字が続いており、昨年度は約360万円の当期純利益を上げている。
サン・ダイコーは、九州を中心に展開しているフォレストホールディングス(福岡市)のグループ会社。市は12月3日の市議会全員協議会で報告した後、契約を結ぶという。 ※この記事は、11月29日大分合同新聞朝刊13ページに掲載されています。