NHKが行った世論調査によりますと、衆議院選挙について、どの程度関心があるか尋ねたところ、「非常に関心がある」は23%で前回2年前の衆議院選挙の同じ時期と比べて19ポイント低くなっている。また、「ある程度関心がある」は49%、「あまり関心がない」は21%、「全く関心がない」は5%でした。今回の衆議院選挙で、投票に行くかどうか聞いたところ、「必ず行く」が55%、「行くつもりでいる」が31%、「行くかどうかわからない」が8%、「行かない」が5%でした。
投票に当たって最も重視することを6つの政策課題を挙げて尋ねたところ、「景気対策」が31%、「社会保障制度の見直し」が27%、「財政再建」が12%、「原発への対応」が9%、「外交・安全保障」が7%、「東日本大震災からの復興」が4%でした。安倍総理大臣が、今回、衆議院の解散・総選挙を決めたことを評価するかどうか聞いたところ、「大いに評価する」が5%、「ある程度評価する」が24%、「あまり評価しない」が42%、「全く評価しない」が26%でした。
安倍内閣の経済政策について尋ねたところ、「大いに評価する」が6%、「ある程度評価する」が42%、「あまり評価しない」が33%、「全く評価しない」が14%でした。今回の選挙で、自民・公明両党が衆議院の過半数の議席を獲得するのが望ましいと思うかどうか聞いたところ、「望ましい」が26%、「どちらかといえば望ましい」が28%、「どちらかといえば望ましくない」が22%、「望ましくない」が17%でした。国会の中に自民党に対抗できる勢力を持った野党ができることを期待するかどうか尋ねたところ、「大いに期待する」が34%、「ある程度期待する」が35%、「あまり期待しない」が19%、「全く期待しない」が8%でした。