ウッドコンビナート1期工事が終わり、企業が用地に張り付くにこどに調整池の水が一段と汚くなっている。15年前、ウッドが計画された時点で、調整池は農業用水にも併用することになっていた。ところが、溜まっている水が農業用水に適していないこともあり、その時その時で改善策を実施された。今日までその解決策は全く見通しが付いていない。
今年の5月にウッドコンビナート担当の林業振興課より「来年以降の改善策を秋には示す」と聞いていた。その会議が今夜、平島公民館で関係者に示された。その内容は程遠い解決策である。調整池の水は一切使わないことと、企業向けの水道水で農業用水を確保することに危惧されることもある。関係者からは「新たに農業用水のためのため池」を造成すべきなどの意見が続出。
約70アールの田んぼへの水確保は市が全面的にすべき課題である。早期に解決策を出すべき。2期計画中止については全面的に市が多額の予算を使って工事をしてしている。中にはウッドと全く関係ない所まで工事がされると影ながらの苦情もあるようだ。1期計画で問題になっている農業用水確保は市が責任持って全面的に解決すべき課題であると思える。それとも市が農地70アールを買い取ることをすべきとの声もある。