今日は一日早い成人式が行なわれた。今年の新成人は747名。午前11時開会、20地区代表に成人証授与。壇上には市長、市議会議長、教育委員長、教育長、自治会連合会長などが主催者側に座り、来賓席に衛藤代議士、県議3人、商工会議所会頭、自治会連合会副会長が座っていた。式は私語一つない中、厳粛に進められた。式が終わると各地区ごとに記念撮影。暖かさも重なり久しぶりに出会った友人同士でパトレア日田、中央公園周辺は遅くまで成人者で混雑した。
全国で1994年生まれでは126万人ということです。去年より5万人多く、21年ぶりに増えたとのこと。第二次ベビーブーム世代の子どもが成人になったためと言われている。各地で、成人式などが行われています。これから社会で、本格的に活動する新成人のみなさんが、きちんと報酬の得られる仕事を持ち、持ちたい子どもなど家族をもって、選択肢豊かな社会を作っていってくれることを願っています。
でも、現実は、若者の4割近くが非正規で働き、結婚もできない、子どもも持てないということも多く、課題は山積です。こうしたことに、しっかり対応しないと、全国の町や村の半数が消滅する、という衝撃的な予想が現実になってしまいます。各地方の特性をいかしながら取り組めるよう、地方創生を、地方が主体的にできる仕組みにしてほしいものです。また、若い人たちも、選挙権を持ったら、必ず投票に行って、意思表示をすること。そのためには、学校、家庭、社会での政治教育が大事だと思います。
新成人が生まれた1994年度は衝撃の1年となった。村山富市首相が誕生。阪神大震災が発生し、政府の危機管理能力が問われた。オウム真理教による松本サリン、地下鉄サリンといった凶悪事件が続発。全国的に渇水に見舞われ農作物被害も出たが、コメは大豊作となった。スポーツは大分トリニティ(現・大分トリニータ)が誕生した年でもある。私の孫も成人式を迎えた。広島の大学に行っているが、昨日帰郷、成人式に出席。