釘宮磐大分市長が知事選に出馬する記者会見を開いた。出馬の理由は「市町村に対してトップダウン的な県のやり方を変えないといけない」などと語っているという。私から見れば広瀬知事のやり方はトップダウンではないと思っている。広瀬知事は「誰が出るかにかかわらず、自分の訴えるべきことを訴えていきたい」と自身の姿勢に変わりはないことを語っている。4選への意欲について「安心・活力・発展のこれまでの成果の上に新たな政策を積み上げながら、地方創生を大分県が先導する気概でやっていく」と昨年11月の出馬表明から変わりはないと説明している。
選挙戦は大分市市長である釘宮氏に大分市民がどれだけ支援するかが勝敗の分かれ目になるだろう。それと他市町村が広瀬知事への支援が何処まであるのかが勝負の分かれ目であろう。それに日田市民の動向。広瀬知事へ日田モンロー現象が出るのか期待される。以前、畑代議士が衆議院に出馬した時の獲得率のような、日田市民の絶対的な支援があるのかも注目の的である。
広瀬知事の後援会は、今回の選挙より商工会議所政治団体主催で行なわれるようだ。一般市民も巻き込んだ選対体制が確立することを期待したい。特に広瀬知事の地元である日田市の動向が鍵を握っているだろう。大分・別府市民への支援体制も大きな鍵を握るであろう。今回の知事選は日田市民にとって負けるわけにはいけない選挙になるであろう。体制づくりが急務。