政治家に一度なると、その引き退きが微妙になる。年齢、病気などで区切りを付ける政治家もいる。反面、まだ政治家を続けたいが、後援会組織がままならなく、政治家を辞めるケースもある。今回の市議選で大量に新人候補が予定されていることもあり、現職組で色々なことで勇退の道を選ぶ市議もいるようだ。勇退する議員は何処でどのような形で正式に出馬を断念するかが注目される。私の場合、4年前、一般質問の質問の中で正式に引退表明をした。
ところが今朝になって、勇退するであろう議員が出馬しても良いと発言したという噂があることで、ある地区で駆け回った。その地区では新たな新人候補が出馬する準備を進めている中、陣営はその噂の真意の出所を探すことになったようだ。同じ地区から二人出馬すれば、共倒れの危険性は高いと緊張感が走る。結局、勇退することには間違いないと、その新人陣営は一安心。
政治家は引き退きが最も重要な決断と言われている。何時までも出馬して落選して政治家を辞める方もいる。今回の市議選のように新人が大量に出馬予定者が出れば、現職組の心中は只事ではないようだ。4年間の議員活動、特に支援を頂いた方との接触、市政報告会、議会だより発行など議員活動を疎かにした議員に市民は厳しい判断をするであろう。現職組に対して議員の日常活動を市民はいつも見ている。