徹底抗戦 振興局再編で・・・

2015/03/09

上津江振興局上津江振興局廃止反対陳情絶対反対看板

大分合同新聞報道で・・・「住民、存続訴える横幕 上津江、振興局再編で」・・・日田市の示している市内5振興局再編の方針で、振興局が支所へ変更される上津江町の住民は6日、町内に振興局の存続を訴える横幕を設置した。市は、中津江、大山、天瀬の各振興局を維持し、上津江、前津江の振興局を支所とする素案を提案。今後3年かけて検討するとしている。

横幕は、素案に反対する上津江地区地域審議会と上津江地区振興協議会が共同で設置した。テント地で縦1・2メートル、横4・4メートル。「上津江振興局廃止絶対反対!!」と大きく書かれている。両団体の会員ら5人が、国道387号沿いの上津江駐在所前の空き地に設置した。嶋崎雄児振興協議会長は「中心的な公共施設が支所となれば過疎に拍車が掛かると住民は不安に思っている。町を通る人に、存続を求める取り組みを伝えたい」と話した。 

一方、毎日新聞報道では・・・・「振興局再編計画 上津江町住民が反対の横断幕」・・・振興局再編計画で、「支所」に格下げ予定の上津江町住民が6日、現地に「上津江振興局 廃止絶対反対!!」の横断幕を設置した。6市町村が2005年に合併したのを機に旧郡部の5町村に振興局が設置された。だが市は昨年、「大山・前津江」「中津江・上津江」「天瀬」の3エリアに再編し、前津江と上津江を支所に縮小する素案を提示した。

このうち上津江地区地域審議会(川村陽一郎会長)と上津江地区振興協議会(嶋崎雄児会長)は2月20日、住民の75%に当たる681人の署名を添え、「再編計画反対・現行存続」を原田啓介市長に要望。「過疎化に拍車がかかる」「むしろ振興局にこそ地域おこしのプロを配置すべきだ」などと訴えた。

横断幕(横4・4メートル、縦1・2メートル)は、川原、都留、上野田、雉谷の町内4自治会代表が設置。嶋崎会長は「年々、生活の不便、不安を痛感するようになった。基幹産業の農林業も衰退の一途。今だからこそ、振興局と優秀な人材が必要だ」と話す。やはり支所化予定の前津江町との共闘も視野に入れるという。

≪行政のやり方にやむ得ず納得することもあるが、今回の振興局再編計画には前・上津江住民は納得しないであろう。5振興局全体で再編計画を実行する計画であれば話は違ってくるだろう。今回の再編計画の市のやり方は間違っていると市民は言っている。≫