全国でも注目されている県知事選。自民党が全面的に支援する現職知事と民主党所属の前大分市長との戦いが過熱しています。21日には現職知事の奥様が日田入り。周辺地域に出向き、ミニ集会を開催。一日で30ヶ所で開催されたという。多くの市民が集まり、その過熱は知事選が始まっているかのような雰囲気。
一方、前大分市長陣営は22日に候補予定者が日田入り。中心部で街頭演説。さらに、玉川交差点で辻立ち行動。通る車の方々にお願い行動。こう風景を見る限り、選挙戦が始まっている感じ。相手陣営の地盤を荒らすことで勝算ありと考えての行動だろう。
インターネットから・・・北海道、大分で与野党激突の知事選。26日に統一選幕開け。 第18回統一地方選の幕開けとなる10道県知事選は26日の告示が5日後に迫り、選挙戦の構図がほぼ固まった。北海道と大分では自民、民主両党を中心とした与野党が激突する。29日告示の5政令市長選のうち札幌も自民、民主両党が推す新人同士の戦いとなる。4月3日告示の41道府県議選は、自民党が各地で単独過半数を獲得するかどうかが焦点だ。知事選と政令市長選、道府県議選は、3日告示の17政令市議選と合わせて12日に投開票される。
◇大分、自・民の争い・・・・政権が地方創生を掲げ、地方の活性化がテーマになるなか、10道県知事選が26日に告示され、統一地方選が始まる。自民1強状態を反映し、現職への与野党相乗りが目立つが、北海道では与党が推薦する現職に対し、事実上の野党統一候補が挑む。大分では自民、民主が対決する。
大分県知事選は、4選を目指す現職の広瀬勝貞氏(72)に対し、大分市長を辞職し知事選にくら替えする元民主党衆院議員、釘宮磐(くぎみやばん)氏(67)▽共産党県常任委員の山下魁(かい)氏(38)▽1級造園技能士の箕迫(みいさこ)高明氏(65)−−の3新人が挑む。
自民は広瀬氏を全面支援し、民主も釘宮氏を実質支援する。過去2回の広瀬氏と共産党候補による一騎打ちから様相が一変した。両党は統一選後半戦の大分市長選とも絡めて選挙戦を展開する方針で、互いに知事と県都首長の「両取り」をもくろんでいる。