4年前の市議選までは市議選前に会派(共産党は除く)で話し合いをして『市議選にあたり申し合わせ』の取り決めをしていた。今年も3月議会中に各会派代表者会議を開いたが、まとまらなかったという。共産党さんは公職選挙法に沿って選挙戦は戦うというし、その他会派も一本化が出来なかったらしい。物別れになったという。
今までの『申し合わせ事項』とは、①選挙カーでの連呼は午後6時まで ②選挙カーでの遊説は2台までとするなど共産党を除く現職議員、新人候補予定者にも事務所に配布して協力を願っていた。『申し合わせ』が出来なかったということは、4月19日市議選告示から25日まで28台の選挙カーが朝から夜8時まで連呼して回ることになる。
今まで何故議員同士で『申し合わせ』をしていたのか、現職議員達は分かっていないのか不思議に思う。選挙カーが音量を上げて住宅街を回れば、市民に迷惑掛けることは必至。申合わせも出来ない議会の弱さに改めて怒りと情けさを感じる。平穏な環境を脅かす恐れもある。他の殆どの自治体議会選挙において何らかの申合わせをしている。さらに、市民の中に政治不信が起こることになるであろう。