選挙カー自粛に賛否あり・・・

2015/04/16

選挙カー①選挙カー②選挙カー③

日田市議選では過去に市議選での選挙カーのマイクを使った運動時間を朝夕短縮したこともあった。今回も議会代表者会議で話し合ったが、まとまらずにここの候補者で対応は決めることになった。元々、公選法では午前8時~午後8時の運動を認めている。「マイクがうるさいと思うなら音量を下げればいい」といった異論もあり、新人候補は「市民に名前を覚えてもらう良い機会。4年間を託す大事な選挙」であり自粛は考えていないという候補予定者もいる。選挙カーの時間短縮は前回の平成23年の当時は直前に起こった東日本大震災の被災地配慮が理由で自粛が実施されている。

確かに大音量の「名前の連呼」はうんざりだが、街頭で政策を訴える機会まで奪っていいものかという市民もいる。知名度のない新人候補にとっては選挙カー自粛は痛手である。選挙は市の将来を考える4年に1度の貴重な場である。選挙カー遊説運動を『迷惑』と自粛するのではなく真面目に訴える機会にすべきだ。正々堂々と市民に訴えて欲しいと願う市民もいる。今回立候補を予定している候補者に聞いて見ると、午前8時から午後7時前には遊説は終わらせるようにしているという。最後の2日間は時間一杯選挙カーを動かし、市民に訴えることに決めているという。28候補が市内を連呼すれば市民に少しは迷惑掛けることはあるだろう。