気象庁の観測によると、台風12号は26日午後9時に、対馬海峡付近で熱帯低気圧となった。ただ、九州では27日も引き続き暴風や高波に警戒が必要だ。台風12号は、26日には九州の西海上を北上し、午後7時頃に長崎県の佐世保市付近に上陸をしていた。台風が日本列島に上陸するのは、11号に続き今年2つ目。熱帯低気圧に変わったあとも湿った空気が流れ込みやすく、西日本は27日にかけて大気の状態が不安定となり、雨が強まるところがありそうだ。
台風の南側に活発な雨雲があり、九州北部は27日明け方にかけて1時間50ミリ以上の非常に激しい雨が降る見込み。27日夕方までの24時間に予想される雨量(多いところ)九州北部150ミリ、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意が必要です。
≪NHKニュース・・・・台風12号は午後9時に九州の北の海上で熱帯低気圧に変わりました。気象庁は、九州ではこのあとしばらくは急な激しい雨や高波などに十分注意するよう呼びかけています。気象庁の発表によりますと、台風12号は勢力を弱めながら九州の西の海上を北上し、午後7時ごろに佐世保市付近に上陸しました。その後、九州北部を北上して、午後9時に九州の北の海上で熱帯低気圧に変わりました。
台風から変わった熱帯低気圧の影響で、九州北部では27日の明け方にかけて局地的に雷を伴って激しい雨が降るおそれがあります。また、九州の沿岸は27日の午前中にかけて波が高い状態が続く見込みです。気象庁は、九州では急な激しい雨や高波などに十分注意するよう呼びかけています≫