8日、本会議を再開。一般質問に入った。溝口千寿氏(市民ク)は「高瀬小学校の管理棟、教室棟の屋根などが老朽化しており改修の要望が出ている。市の対応は」と質問。高倉謙市教育次長が「来年度予算で、管理棟と特別教室棟の大規模改修、教室棟の屋根の改修に向けた実施設計をしていきたい」と答えた。
松野勝美氏(公明)が「学校給食への異物混入などが問題となったが、センターの管理運営は現在どうなっているか」とただした。高倉教育次長は「2010年5月の調理窯のネジ混入や昨年6月の金属片混入を機に、危機管理マニュアルを見直し、緊急時の連絡や異物混入対策の体制整備を追加した。調理器具の更新など適切な管理に努めている」と述べた。
三苫誠氏(新世ひた)は「津江地域で進めている中間支援組織づくりの進捗(しんちょく)状況と住民への周知方法は」とただした。投野祐二企画振興部長は「2017年度までの設立に向けて、県外先進地で情報収集し、組織形態や活動内容を検討している。住民には講演会や振興局単位で会合の場を設ける」と説明した。
その他、中野哲朗氏(新世ひた)は「1期目で掲げた総人件費2割カットの継続性」、渡辺孝裕氏(市政ク)は「消防団員の確保と技術向上」、財津幹雄氏(市政ク)は「木材消費地への出荷と市の支援」などについてそれぞれ質問した。 ※この記事は、12月9日大分合同新聞に掲載されています。