九州北部に停滞していた梅雨前線に南から湿った風が流れ込み、前線が活発化し3日早朝から大雨が降り出した。降る雨の量が怖いほどでした。日田市付近で気象レーダーによる解析で、3日午前7時から8時までの1時間に110ミリの猛烈な雨が降ったと報道された。軽トラックで8時前、諸留町一帯を巡回し、東有田振興センターに寄る。前を流れている有田川も見る見るうちに増水し危険水位を超す。慌てて自宅に帰り、完全武装に履き替えて町内巡回に出る。
有田川が土手を越して氾濫始める。その激流が田んぼに入る。諸留バイパスや振興センターに向かう市道まで川になったため通行止め。車数台が水たまりに突っ込み車が動かなくなった。10時近くになって雨が少し小降りになったが、有田川は氾濫し、大きな木などが田んぼの中を流れる。上諸留町日向野地区で有田川の崩壊で1軒流される。諸留町の東有田振興センター付近の民家数軒が床上まで上がった。