日田市の社会福祉法人「明円寺会」の不適切な会計処理問題で、市議会は8日、地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)の設置について協議を始めた。百条委員会は自治体の事務処理に疑惑や不正が生じた際に設置。関係者の証言や、記録の提出を求めることができるなど他の委員会より強い調査権を持つ。議会事務局は「法人には委託料を交付しており調査対象になる」という。
同日あった議会勉強会で、全議員が議会事務局から設置要綱などの説明を受けた。14日に市監査指導室から不正内容の説明を受け、百条委を設置するかどうか検討する。一連の問題では、県と市の監査で法人運営の明円寺保育園会計から元理事(元市議)が約1700万円を不正流用していたことが判明。今年3月、市議を辞職した。県と市は現時点で元理事の告発を見送る方針を示している。※この記事は、4月9日大分合同新聞に掲載されています。
この記事を見て、いささか疑問を感じる。議会で調査特別委員会(百条委員会)の設置して実態解明をするというが、本当にできるのか?中途半端で終わるのであれば止めなさい。調査特別委員会(百条委員会)で徹底的に調査して疑問が残れば告発すれば良いが…そこまでの労務を使って議員がする必要性があるのか疑問に感じる。外にすることがあるのではないか? 一昨年の職員の税金不祥事などでは全く動きがなく、やるならそこからやるべではないでしょうか?今後、この案件について興味を持ちながら動きを追跡する。