平成最後の市議選が始まった。定数22名に26名が立候補。4人が涙を呑む激戦になった。今回の市議選は告示直前まで動きがあった。告示3日前に43歳の女性が立候補決意。新人8名が立候補し新旧交代の時期かもしれない。現職組は必死になりながら選挙カーで連呼している。新人は怖いもの知らずに歩きながら挨拶回り。初日は小雨が降る中、歩きながら連呼する候補、車の中から市民がいれば飛び降りて挨拶に来る候補、街頭演説を主にしている候補など様々。
昨日、友人のシイタケ駒打ちに加勢に行った。仕事をしている道端を数人の候補が通った。殆どの候補は車から降りて挨拶、握手を求めて次の目的地に向かった。しかし、市役所労組から出馬しているある候補は駒打ちをしている数人いた市民の前を連呼しながら車のスピード上げながら通過。その場にいた有権者曰く『選挙カーから降りて来て挨拶するのが筋、お茶かぶりが良いね』と怒っていた。私もその現場を見ていた。大した候補がいるものだと呆れている。
今回の選挙は最後まで誰が貧乏くじを引くかわからない状態である。その点、組織をバックにしている候補は安定している。自治組織の支援、壮年会の支援を頂いている候補も安定している。団体やバックがない候補は一人一人の市民へ支持を訴えている。不安定な要素をもった候補も多い。現職組は4年間の実績評価される選挙でもある。期日前投票を前面に出している団体もある。残り少なくなった期日を有効に市民に訴えた候補が勝つだろう。